RAG:リトリーバル・オーグメンテッド・ジェネレーション
蓄積文書を情報源とした質疑応答システムのこと。
より具体的に表現するならば、蓄積文書を学習データとして、RAGを実装したAIチャットボットの開発です。
約30年分の蓄積文書は、30万文書・1TBになった( ナレッジPDFと呼ぼう)。データ化に5年ほどかかった。取り込まれなかった分が若干あり、新規データが毎年増えることになるが、次の段階に移行したい。
Gドライブに放り込んでおけば、よいという代物ではない。
まず①「データ変換・加工処理」が必要。OCR済みのデータを読み込み、Gemini Advancedが理解しやすい形式に変換する。必要に応じて、ノイズ除去やテキストの正規化などの前処理を行う。文書の内容を解析し、メタデータ(タイトル、作成日など)を抽出したり、インデックスを作成する。
次に②「データ連携処理」が必要。変換・加工されたデータをGemini Advancedに送信し、学習データとして取り込む。Gemini AdvancedのAPIを使用して、効率的にデータを送信する。
この①②作業を「データパイプライン」と名付けよう。そして①をデータパイプライン前処理とし、②をデータパイプライン送信作業と名付けことにする。
Geminiが言うには①前処理もプログラミンで可能らしい。しかし、そのようなスキルは私にはないし、時間的・経済的な余裕もない。おそらく30万文書はこの前処理にはほど遠いだろうけど②の送信作業に進みたい。
もう少しだけ①前処理をしようと思う。
学習データとしては不十分だが、検索データとして機能する程度に。
開発を外注しても、定期的なメンテナンスとチューンナップが必要となるだろう。自分が理解できる範囲でとどめることにしよう。まあ、お金がないという理由もあるが。
RAGは夢として、検索データとして機能する程度(これを検索満足化と呼ぼう)で我慢するしかない。
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