2025年2月25日火曜日

PDF【01】

PDFソフトといえばAbobeです。だって、Adobeが開発したのですから。 ふりかえると現在のDCの前に6.7.8.9のバージョンを購入している。これだけで私の開業年がわかる。 9より前のCDはない。9を大量購入したので無用と判断し廃棄したのだろう。9より後のパッケージを購入していない理由は9が現役だからだ。 現在のDCはパッケージで売ってくれない。買い切りでない。DCは月々かなりの費用がかかる。これはAdobeの儲けの態度ではないだろう。DCは常に進化が必要で常時アップグレードであるべき製品だ。 DC以外に買い切りをも廃止したのは、Adobeの儲けの態度というより保守コストだろう。 買い切りを求める人は、ランニングコストだけを問題にしているのではない。アップグレードを積極的に拒んでいるのだ。 DCはものすごい機能だ。DCは単に閲覧したり署名するだけならもったいない。 この正月、我が事務所のDCくんは、千冊ほどの自炊本を、アクションウイザ―ドによる自動化により、3日ほどかけてOCR化してくれた。 こんな芸当は、Just-Pdfなどの他のソフトではできそうにない。 休むことなく電気代程度で働いてくれるDCくんと32MBくんのようなスタッフばかりだといいのだが、と思う。 簡単ではなかった。アクションウイザ一ドを組むのにかなり頭脳を使った。そして6時間も作業したところでフリーズしてすすまない。マシンが弱いのだろう。CPUはそれほど関係なくメモリだと思う。32MBあるPCに選手交代して成功した。ああ、いつも目の前のPCが強力であればいいのに… DCが高価だから全PCにインストールしないわけではない。 使い勝手が悪いからだ。機能が多すぎる。機能の多さが重くしている。重さは、処理速度もあるが複雑さが問題だ。あっても困るものではない、使わない機能なら使わなければいいだろうというのは理屈だ。しかし、ほとんど使わないのならいっそのことないほうがいいというか、それは贅肉のようなものというか、こういう比喩をどう表現したらいいのだろう… 回転木馬のデットヒート acrobat9がちょうどいい。スタッフが15人いる時代だから15のPCまで使えるIDのはずだ。 あと、DCと9は同居できない。月に1回程度突発的にやってくる電子署名に対応するため他のソフトが必要になる。お金がかかる。 DCは重いので、使用する作業内容によっては前述のとおりフリーズしてしまう。というかパソコンが古い。正月そうそう嫌気さしてパソコンを買いに出かけたが、他のPCも全部新しいのにして、こういったストレスをなくしたい。必要なスペックは30万円ぐらいのもの。ノートは駄目だな。熱の問題と思う。お金はないが、AIや検索システムの導入に伴って助成金で可能らしい。でも、かっこ悪くてしたくないし、もとよりそんな助成金申請作業をするより、目の前の溜まった仕事をこなさなければ。

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OCR【1】

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